『やぎの塔』の巻

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そのむかしに作った版画です。

やぎが塔のなかで、塔をつくっている。

石とか、塔とか、とじこめられたバイオリン弾きの話とか、

小さな窓からさす一条の光とか。

好きなイメージがつまっています。

その時その時のこころのイメージに合うものを描けたとき、

どこかがすっきりすると同時に、

その絵のなかにある、ものがたりまで感じられるような気がすることがあります。

やぎはこつこつと塔をたてながら

じぶんのかんがえごとを 積み重ねているのであります。